遅れてきた父の日の不意打ちプレゼント

6月19日は父の日。

日曜日は父の日のプレゼントどころか発砲スチロールで逆プレゼント。

部屋中に発砲スチロールを巻き散らかして盛大に遊ばれる。

特に父の日を意識をしてはいない私。

自分にも親にも。

昨日仕事から帰ってきたら長女がお出迎え。

まだ子供達が玄関まで走ってお出迎えしてくれる。

可愛いったらありゃしない。

出迎えてくれた長女からのお手紙が玄関に！

抱っこしてリビングに向かうと長女が「ご飯作ったよ」と。

あらま。

そりゃあ嬉しい。

父の日のことはすっかり忘れている初老に差し掛かった父。

長女の気まぐれだと思っていたら、妻から父の日のプレゼントだってと。

やだぁ。

可愛いぃぃ。

オムライスを作ってくれた長女。

玉ねぎを切ったりチキンライスを炊飯器で炊いたらしい。

そして次女と三女のオムライスの卵をレンチンで作る。

あとは私の分。

今のうちにお風呂に入っておこう。

お風呂から出たら長女のオムライス。

楽しみですなー。

そしてお風呂上り。

ダイニングテーブルにはオムライスが。

可愛い手紙も添えて。

！！！！！！！

卵長女が作ってないじゃん。

妻が焼いてくれた卵のほうがもちろん美味しい。

でも今日はそういうのじゃないじゃん。

そこは委託せずに最後までやっとくれよ。

そうは言っても僕のために頑張ってくれたご飯。

嬉しいに決まっている。

かけたケチャップがおたふくソースに感じるくらい甘い。

なんてことはないけどあまーーい。

あますぎるよ長女ちゃん。

そんな折。

次女が「これやだ。おにぎりがいい」

はぁぁぁ？？？

許さねぇぞ！！！！！

オムライス食わんかい！！！！

卵まで長女が作ったコンプリートオムライスを用意されて食べないだと？？？

羨ましさという個人的感情ムキムキのためオムライスを食べないことを認めない父。

「ダメ。長女ちゃん作ってくれたんだよ？　ケチャップかけて食べてみよ？」

渋々食べ始めるも食いしん坊のため結局食べたがる次女。

食いしん坊め。

何気ない日がハッピーな日に突如変化。

嬉しい限りです。

ささやかな幸せが巡ることを願って。

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