【小3 長女】お留守番とお手伝い

先日の夕方、妻が三女を病院に連れて行っている間に次女と一緒にお留守番をした長女。

そのお留守番中に、頼んでもいないのに洗濯物を片付けて、お風呂を洗って、ご飯を作って待ってくれた長女。

激賞。

まぁ完璧に出来ているかって言ったらそれはアレですけど・・・

でも完全に激賞。

ってお話を書きたくてたまらない父。

ある日のこと。

三女を夕方連れて行くことに。

年中の次女の子守付きで小3の長女にお留守番を依頼。

小3にしては精神的に幼いというか、色んなことに過敏な子。

お留守番も知らないおじさんが来たら怖いと言って嫌がる。

次女もいたからなのか、頑張ってお留守番をするしかないと思ったのか、お留守番する長女。

妻が病院から帰るとあらビックリ。

浴室に干していた洗濯物を畳んで、お風呂を洗い、湯張りをしてくれた長女。

さらにお米を洗って炊飯もしてくれた長女。

さらにさらにチーズを乗せたスクランブルエッグ的なおかずも作ってくれた長女。

そして待っている間にお腹が空いて半分くらい食べちゃってるｗ

なのに、帰ってきた妻に「もっとご飯作ってあげたかったけどこれしかできんかった」と控えめなことを言う長女。

すごくない？

いや、すごい！

めちゃくちゃすごい！

そんなに出来るとは驚き。

いやーすごい。

そして浴室に行ってみるとお湯がない・・・

お風呂の栓を忘れていたようだ。

というか、お湯を張るときに栓をすることを知らなかった。

と言うことは？

炊飯器どうなってますの？

お風呂もお米も水不足！！！

惜しい！！！

炊飯もやったことないもんね・・・

見様見真似でここまでやれたのはむしろすごい！

2合は米びつの中のカップで2杯ってのは分かっていたらしい。

お米を研ぐことも分かっていたらしい。

あとは水を入れるってことだけ知らなったご様子。

惜しい！

今度一緒にご飯を炊けばもう分るでしょう。

かくして、長女のお手伝い作戦は完遂したのはお洗濯物のみ。

成果としてはちょっと不足。

少し残念がる長女。

でも褒めポイントは出来たかどうかではない。

長女に「一番すごいことって何だったか分かる？」と質問。

考えてみるもののよく分からない長女。

なので私がすごいと思ったことを長女に伝える。

「ととが一番すごいと思ったのは、かかが帰ってきてから何をしないといけないのかな？　って考えたこと」

「それでかかが大変になるなって想像したこと」

「それを代わりにやってあげたこと」

「それがととがすごいと思ったこと」

「お湯が入ってなかったのも、ご飯が炊けてなかったのも知らなかったからしょうがない」

「そんなのやり方分かればできるから大丈夫」

「やり方知っててもやらない人もいるから、何をやらないといけなくて、それをやったことがすごいんだよ」

とにかく何も頼んでないのに自分で考えてやってくれたことをしっかり褒めてあげたかった私。

そのせいでちょっと話しが長くなる。

若干長女の顔が満腹に見えた。

妻から今回のお手伝いのおこづかいは？　と。

我が家はお手伝い1回につき10円のおこづかいをもらえる制度。

長女におこづかいいくらに相当するか自己評価を聞いてみる。

あれこれ言った結果、50円。

ほー。50円。

私からの評価は200円。

何に何円とかではないけど、それくらいもらってもいい働きっぷり。

なので、50円で良いの？　と長女に聞いてみると

「やっぱり1000円ちょうだい！」

やらねーよ！

調子に乗んなよ！？

ということで200円を長女に渡す。

すると次女がトコトコとやってくる。

「次女ちゃんのは？」

ちゃっかりしてるね。

次女ちゃんもお留守番しててくれたからと10円をあげる。

10円で大喜びの次女。

かわゆす。

色々と長女にあれしろこれしろ、あれはダメこれはダメと言ってしまう私。

でもちゃんと色々分かってるなーって思った日でもありました。

あんまりごちゃごちゃ言わないようにしようと思ったこの日。

結局小姑のようにごちゃごちゃ言っちゃうんでしょうけど。

お世辞にも勉強が出来るとは言えない長女。

未だに20と12を間違えたり、1時間と60分の変換がよく分からなかったり、軽く学習障害の可能性も感じる。

でもね。

勉強が出来ることよりも、こういうことが出来ることの方が人生の幸福度には大事だと思う私。

もちろん勉強はできた方が良い。

勉強は人生の選択肢を広げてくれる。

でも人間関係や家族関係には勉強以外の部分が重要。

そういう部分が人生で一番重要だと思う。

勉強は大して教えてあげられないけど、そういうことは知っている限り教えてあげたい。

とにかく自分は幸せだと感じる人生を歩んで欲しい。

そのために子供達にとって必要なものは違う。

私と妻から得られるものが必要なものだと良いけど。

幸福度の高い人生になることを願って。

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