どーも!
マルメです!
お頭付鳥の丸焼きって好きですか?
ホラーじゃないですよ。
見たことないですよね。
唐揚げが大好物でも一羽丸々食卓に出てきたらテンション上がるでしょうか。
そもそも好きとか嫌いじゃなくてあり得ないですよね。
牛一頭の丸焼きも食べないですよね。
でも魚は当たり前のように一匹丸焼きで食卓に並ぶのです。
しかもたいてい塩味で。
牛肉でもいいお肉しか塩で食べないのに魚はその辺のスーパーで買える普通のお魚を塩で食べるのです。
しかもウェルダン気味になりがち。レアで食べることもない。
カツオのたたきくらいのものです。
ずっとおかしいと思っていました。
なぜ魚はそこまで鮮度やグレードの良くないものを塩で食べるのか。
子供が魚を嫌いなのは当たり前だと思っています。
魚とお肉の違いを見ていく調理の仕方の差がはっきり出てきます。
子供が魚が嫌いな理由が分かれば、それを取り除けば子供も魚好きになるかもしれません。
魚とお肉の違いを見ていきましょう。
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魚には骨がある
これは良く言われますね。
お肉も丸焼きにすればありますが、お肉の骨は刺さって痛いというものではないですね。
特にアジなどは小骨が多くて私も取るのが面倒だなと思いながら食べます。
私は魚が好きなので骨を取ってでも食べたいです。
でも子供は味もそんなに好きではない訳です。
その子供が魚の骨を取ってまで、骨が喉に刺さる危険を冒してまで食べる理由あるでしょうか。
職場で例えたら、やりたくもない仕事を好きでもない上司に
「私にこの仕事をやらせて下さい!」
と言って仕事をするようなものです。
これは超絶劇ダルです。
やらないといけないと分かっていたとしても、やらなくても何とかならないかと数日放置して粘りたくなるほどダルいです。
それを子供が「身体に良いから」「大きくなれないから」「食べれば美味しさが分かるから」と思って食べたくなってくれる・・・
んなこたぁない!
簡単には食べてくれないですね。
カットサイズ
これがずっと不思議だったことです。
魚は何故常にステーキのような厚みで調理されるのか。
切り身でもステーキと同じくらい厚いですよね。
お肉と同じで考えればお刺身用の柵を買って、ステーキのようのように焼けば同じです。
ちゃんと中まで火を通さないと心配な身を、ちょっと焼き過ぎるとパサパサもしくはカチカチになるまで焼く。
とんかつ用のロース肉を塩かけてカッチカチになるまで焼いたら、お肉好きの子供も食べないでしょう。
魚もお肉と同じようにスライスしてあればもっと食べやすいはずです。
味付け
お肉はミンチやスライスに加工されて、様々な味付けで調理します。
お肉に調味液はよく絡んでお肉そのものの味をさほど感じません。
では魚は?
厚めに加工されていることが多いので、煮ても焼いても中まで味が染み込みづらく、中のほうは魚の味がちゃんとします。
子供にはこのおいしさは分かりづらいと思います。
なんならちょっと生臭いと感じたりもする。
お刺身くらい薄く切ってあればもっと味も染み込み、おいしく感じると思います。
スーパーでも「サーモン薄切り(加工用)」「ぶり薄切り(加工用)」で売ってくれればいいのにと思います。
鳥そぼろもぶり大根も同じような調味料を使って調理します。
鳥そぼろはミンチなので味もしっかりついています。
でもぶり大根はぶりも大根も大きくカットされています。
これは料理がそういうものとしてあるからです。
ぶり大根をツナ缶くらいのカットサイズで作る料理と伝承されていればそう作っているはずです。
一般的なレシピに沿って作ると、魚は大きく、お肉は細かくカットされている状態のものを使うのが普通だからそうなってしまいます。
ぶり大根も子供の体や口のサイズで考えたら、大人は倍のカットサイズで食べることになります。
ぶり大根も一口サイズの方が子供が食べてくれやすいと思うのは私だけでしょうか。
我が家の子供も魚を美味しいと食べる日もあればいらないという日もあります。カットサイズや味付け方法が影響していると感じます。
身近なもので比べてみる
カットサイズや味付けなど書いてきました。
実際の身近なもので比べてみましょう。
分かりやすいのが鮭フレークとツナ缶。どちらも子供は好きだと思います。
でも鮭の塩焼きはそんなに好きでもないと思います。
子供も大人も大好きいくら。ご飯の上に敷き詰められたいくら。
器からこぼれそうな豪快ないくら丼。
考えただけでよだれが出てしまいそうです。
では一方で
器に入りきらない豪快なすじこ丼。
これ聞いてよだれ出そうになりますか?
豪快さで言えばすじこ丼の方が豪快だと思いますけど、まったくそそられない。
やっぱり見た目やカットサイズは食べたい気持ちに影響があると思います。
まとめ
子供が魚を嫌いになる理由をお肉と比較すると当然のような感じたでしょうか。
私が思う子供が魚が嫌いになる理由です。
- 一匹丸ごと食卓に並ぶ
- 骨を取るのが面倒くさい
- 骨が喉に刺さると痛い
- カットサイズが大きい
- 味付けの種類が少ない
- 味が染み込んでいない
苦手なことや経験が浅いことを上達するためには、上手な人の真似をすると思います。
だったら魚もカットサイズや調味料をお肉の真似をしてみるのも手だと思います。
大人でも食欲をそそらないものをどれだけ勧められても食べたくはならないものです。
調理する人は大変ですが、ひと手間が子供の魚嫌いを減らす方法にもなり得ると思います。
ご飯の献立を立てるのは大変なので過去にこんな記事も書いていますので、参考になれば嬉しいです。
最後に一言だけ。
今となっては私は魚が好きです。
コース料理でメインを選ぶなら私は魚を選びます。
でも子供の頃は魚はお寿司以外なくても良いと思っていました。
日本人なら、魚をもっと好きになって欲しいと思っています。
一人でも魚好きな子供が増えることを願って。
それでは See You!
最後までお読み頂き嬉しいです。
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