どーも!
マルメです!
長女のことで色々と気にはなっていた小学校に入ってからの3年間。
学習障害なのか、違うのか。
行政の相談員の方にお話を聞いて参りました。
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前回はスクールカウンセラーの方に話を聞いていただき、学習障害の可能性があるとのことでした。
そして次のステップとして行政施設の方に学習障害の疑いがあるのかどうか診断していただきました。
診断と言ってもお医者さんの診断ではない。
相談員? 心理判定員? の方に話を聞いてもらいました。
肩書がどういう方なのかは聞き忘れてしまいました・・・
どちらにしても、市が運営する教育相談所で子供の状況を話して、学習障害の疑いがあるのか判断してもらいました。
まずは相談員の方と長女で質問と回答をいくつか繰り返して本人との面談は終了。
次は相談員と我々夫婦との会話。
用が終わった長女は置いてあるおもちゃなどで暇つぶし。
子供の状況や、なぜ学習障害を疑ったのかなど。
そして結論としては学習障害ではない。
判断結果はそうでした。
学習障害であれば、出来ない問題は何度やってもできないとのこと。
長女の特徴として話した内容は
・文章は読めるが内容は理解がしにくい
・数字の計算は手を使わないとできない
・単位の変換が必要な計算が難しい
(90分=1時間30分など)
・数字の束としての認識が難しい
(3つの束が4個→3×4という考え方)
・横棒が分からない(ケーキをケイキと書いたりする)
などなど。
こういうことが何度やってもできないのが学習障害の子のよう。
長女は時間がかかるけど出来るようになる。
ということで、学習障害ではないでしょうとのこと。
そして次のステップへ進むとしたら特徴の診断をするのかどうか。
テストするのは「WISC-Ⅳ」という検査。
言語理解指標、知覚推理指標、ワーキングメモリー指標、処理速度指標の4つのことが分かるとのこと。
聞いて理解するタイプか、図解などのほうが理解しやすいタイプか、理解のスピードがあるか、記憶力があるか、といったその子の特徴を理解するためのテスト。
詳しくはこちらを。
自分を知るために受けたら良いかな? と思いつつ長女を見てみたら・・・
めちゃくちゃ首を振っている長女。
そんなに嫌がらなくても。
この日の診断に来る際も家では行きたくないと言っていた長女。
何しろ知らない所に行く 知らない人に会う が不安な子。
今すぐ受けなくても中3までは頼めば可能とのことで一旦そのテストは持ち帰ることに。
私たち夫婦の方が受けたいくらい。
せっかくの機会だから受けたらいいのに。
と、思うのは親だけで、本人はただただ嫌。
むりやりやらせるよりも本人がその気になったタイミングを見るほうが良いかなと。
ということで一旦保留。
そして今回、お話を伺って思ったことが。
勉強が理解できるのに周りの子よりも1〜2年ゆっくりな子なのかな? ということ。
2400gない小さめの子として生まれてきた長女。
色んなことが周りの子よりもゆっくりだった長女。
体の成長も遅めだったり、歯が抜けるのも遅かったり、ほかにも出来ることが周りの子より遅かった長女。
1~2年くらい遅いサイクルで進んでいるように感じる長女。
学校の勉強も周りの子よりもゆっくりだと思うと合点がいく。
相談員の方にそういう子もいるのか聞いたみた。
そうするとそういう子もいるとのこと。
時計の勉強も最近分かるようになってきた模様。
学校で習い始めた時は 60分=1時間 ということだけを教えても覚えられなかった長女。
でも今は 45分+30分=1時間15分 というのが答えられるようになった長女。
この面談に行く日の朝、宿題をやっていた長女。
宿題の時計の問題(上記の分の合計の問題)を解いているのも確認。
土曜日の朝8時過ぎ。
これから学習障害かどうかの診断をしてもらう朝に宿題をやっている真面目でしっかり者の長女。
こういうところは、ただただ人としてすごいところだと思う。
子供なのにとか、そういう枕詞なしで普通にすごいと思う。
そして朝の段階でこの日の日記を書き終わる長女。
未来日記。
診断に行って、お昼ご飯を食べに行って、お買い物して、ばあちゃん家で晩御飯を食べました、と。
その通り。
いつも休日を心置きなく過ごしたい長女は休みの日の日記はいつも未来日記。
やったことを書く日記とやりそうなことを想像して書く日記。
脳に影響が良いのはどちらでしょうか笑
宿題を泣きながらやっていた長女。
最近は学童で宿題を終わらせて来ているので、どのような感じで宿題をやっているのかよく分からない状況。
でも泣きながら学童で宿題をしているわけではないでしょう。
周りの子よりも時間がかかるかもしれないけど、ゆっくり覚えていきましょう。
そして、親として上手に教えてあげられなかったことは長女に申し訳ないという気持ちも。
と、思いつつ教えたところで、理解できないレベルの事であればどちらにしても難しいとも思う。
現在3年生の長女。
24年4月から4年生。
1~2年遅れているとしたら、考え方によっては4月から中学1年生の勉強をならうような感じの長女。
理解が難しいのも頷ける。
勉強には苦しむでしょう。
親としてどうフォローしてあげると良いのか正解を持ち合わせていない。
こういう勉強法をしては? 教材を使ってみては? と色々とアドバイスをもらうこともあるけど、その通りだと思う。
上手く長女に楽しみながらやらせてあげられなかった。
親の努力が足りないところもあるでしょう。
結果的になのか、必然的になのこ、子供が勉強にアレルギー反応のようなものが出てしまい、やり方や教材云々ではない部分もある。
親の責任の部分もあるでしょう。
こういう親の責任というか、親のやり方次第で解決できたことあると思う。
その申し訳なさに対して、学習障害という免罪符が欲しかった気持ちもあったんだなと感じた今回の診断。
自分たちのやり方が悪かったんじゃなくて、仕方のないことだったんだと思いたかった気持ちもあったんだなと実感。
学習障害であってほしいと思っていた訳ではないけど、そうだったら気が楽になっていたであろう部分があったのも事実。
どちらにしても、現在の事実は変わらない。
過去の親からの教育の失敗でも、長女の能力の問題でも、なんであろうと過去は変えられない。
ああしたらとか今さら考えても無駄。
次女や三女には意味のあることだけれども。
今からどうするのかを長女と向き合いながら考えて対応していくしかない。
そして最後に、今回の診断で嬉しかったこと。
相談員の方と長女との問答の中で、学校が楽しいかとの問いが。
それに対して長女はすんなり「楽しい」と。
これは嬉しかった。
学校は勉強を習いに行くだけところではない。
むしろそれ以外の他人との共同生活という部分が一番大事だと思っている我が家。
勉強は分からないから学校が楽しくない、苦しいからと、学校に行きたくなくなるのが一番の懸念。
今のところはそれはなさそう。
学校で色んな子と接し、どんなことで人は喜び、悲しみ、怒るのか。
トラブルもあるでしょうが、そういう時にどうすると解決できるのか。
そういうことを10年ほどかけて勉強し、社会に出ていくことで、人とのつながりの中でどう生きていけばいいのか判断できる。
それでも間違えることも分からないこともたくさんあるでしょう。
学校に行かずに社会に出れば、きっとより間違えることも分からないことも増えるでしょう。
学校での成績が人生の目標ではない。
どう幸せだと思える人生を歩むのか。
それには勉強ができるのかも関わる。
でも全てではない。
長女が幸せな人生だと感じて生きるために親と本人ができることをやっていければいい。
目的と方法を見誤ってはよくない。
勉強は方法。
目的ではない。
大きな目的のために色々と考えていきましょう。
幸い、相談員の方にも子供のことをしっかり見ているし、しっかり考えていると、私たちの子なら大丈夫でしょうと言ってくださいました。
私たち夫婦も足りないところもたくさんあるでしょう。
でも自信をもって子供たちを見守り、必要だと思うことを考え実行し、また見守る。
そういうことを繰り返して子供たちが幸せな人生を送る手助けができればと思います。
勉強が全てでも、他の事が全てでもない。
子供それぞれに大事なことも違う。
子供一人一人が自分にとって大事なものを理解できることが一番大事。
子供たちが幸せな人生を歩めることを願って。
それでは See You!
最後までお読み頂き嬉しいです。
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