100均の黒板シートのアレンジ【元建具屋の技術】

我が家は2週間に一回を基本に私の実家に行きます。

車で15分の実家に。

すぐそこ。

孫が来た時に遊ぶものを用意したかったじいちゃん。

黒板シート

ベニヤ板に貼り付けた100均の黒板シートを披露したのは2週間前。

黒板シートはこういう物みたい。

そして2週間後の今日。

アレンジされた黒板シート。

やばっ！

メニューを書いたらカフェだね。

こういうの入口に置いてあるカフェあるよね。

簡単に作ったと言ってもレベルが高い。

さすが建具屋の仕事で一家を支えてきた技術力。

父に色々作ってもらって販売しようかなって思ったり。

思うだけでやらないのが私。

建具はふすまや障子など。そういうものを作る仕事をしていた父。

大したことはしてないけど、これくらいのことを出来るのは父の遺伝子のおかげ。

長女の絵

そしてもうひとつ気になったのが長女の絵。

シンデレラなんですって。

ドレスは青でシンデレラ感はある。

でも何故か目が覆われている。

何でそうしたのか聞いてみると
「最近目が上手に書けないから手で隠してる」と。

目の出来栄え気にしてんの！？

さすがアーティスト傾向のある長女。

通知表も図工だけ二重丸なだけある。

聞きはしないがひとつ質問があるんだか。

目を手で隠してると。

あなたはそう言う。

誰の手？

シンデレラには手があるっぽいんだけど…

シンデレラのサイズからしたらかなり大きい手。

巨人か？　遠近法か？

余計なことを言うのはやめておきますが謎。

職人の技術

何でもその道のプロってすごい。

プロにとっては大したことなくても素人からするとすごいことが出来る。

初めて見たときびっくりしたもの。

私の実家の食器棚。

何がって言うとですね。

この食器棚は元々ただのガラス戸。

そのガラス部分のに自作の格子をはめた父。

お金をもらう技術で作った格子。

中身が丸見えは嫌。でも中身が見えないのも嫌。

そんな母の要望を受けて作った格子。

しかも他の建具屋さんでは作るのが難しいような建具の依頼を引き受ける会社の職人。

本当は仕事の総仕上げとして、その歴史を残す意味として、我が家の畳コーナーの窓にこういうものを作って欲しかった。

依頼はしたけどタイミングが合わず断念。

残念！

ちなみに我が家の間取りはこんな感じ。

じいちゃんの思い出

せっかく培ってきた技術。

子供達にもじいちゃんはこんなことが出来たんだよっていう物が残るのは嬉しい。

無趣味な父の人生のひとつの楽しみに色々作ってもらうのもいいなって思う。

家で使う物を父と一緒に作るのもいいなって思う。

特に何かあるわけでもないけど、思いついたことがあれば父に話してみることにしよう。

父と子供の間に共通の思い出があるって素敵な事。

そんな思い出を持つ子供達が増えることを願って。

にほんブログ村