どーも!
マルメです!
子供が良くないことしたときに聞くこのフレーズ。
「親の躾がなっていない」
確かに躾は大事だと思うので、伝えるべきことは少しでも伝えていきたいと思っています。
でも最近思ったんです。
性格や生まれ持ったものの方が影響が強いんじゃないかと。
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凄腕占い師
「突然ですが占ってもいいですか」という番組で星ひとみさんの占いを聞いていました。
星さんも番組も聞いたことはあるけれど、という程度の認識度。番組を見ていて驚くほどの的中度。産まれた瞬間に人生が決まっていると思うほど。
私が見たのは山田孝之さんと佐藤二朗さんが出演されている回でした。
躾とかそういう事であの二人が出来上がったとは思えない。山田孝之さんは仙人のような特殊な感覚をお持ちの方で、佐藤次郎さんは根っからの少年のような人。
佐藤二朗さんに至っては、佐藤二朗さんの子供が佐藤二朗さんの親のような関係性との事。子供が親の親。子供が親で、親が子供。一度聞いただけではよく理解できない不思議な親子関係。
これも躾とかそういう話しなのかな? と思います。
子供の精神的な安定が一番大事
躾をちゃんとしようと考えすぎて自分の気持ちに余裕がなくなることが一番いけないんじゃないかと最近一番思うのです。
親に余裕がなくなると子供の精神面に影響が出てしまいます。私はやるべき理想から離れてしまうとイライラしたり焦ったりしてしまいます。
子供の躾なんて思い通りに出来る人なんているのかなと思います。ちゃんとやろうとする人ほど出来ていない自分を責めてしまう。
その結果の言動で、子供の精神面に悪影響が出てしまうのか一番良くないと思う今日この頃。
教えつつも良い関係づくりを
もちろん的確に最適な伝え方をした方が良いと思っています。ネットやTwitterでも良い方法の情報はたくさんあります。
でも言うは易く行うは難しです。得た情報通りに実行するのは難しい。そしてそれをしたら必ず思うような子になるとも思えないのです。
自分に対して、子供に対してなど理想と現実の差にイライラしたり苦しんだりしてしまいがちです。出来ないものは出来ないし、子供もそれぞれの価値観も考えもあるから仕方がないと思うようになってきました。
その方が気が楽。
でも何でもいい訳でもないので、目指すべき理想はイメージしようと思い、最近は自分が思う理想の上司像を目標にしています。
そんな話しをひとつ前の記事で書いているので良かったら見てくれると嬉しいです。
妻の家
妻はとっても良い人。妻の両親はとても温厚。そしてお父さんは子供のような人。
娘の春高バレーの応援に赤い全身タイツを着て行った人。
代々木体育館にですよ?
しかも自宅を出発する段階で。
初犯は執行猶予で許されるとか言ってる。
出発の約束の時間にシャワーを浴び始める。
親ってこんな感じでもいいんだ。それて子供達はちゃんと育つんだ。
と僕の肩の力を抜いてくれた人。義父の事は好きだし、なんならちょっと憧れる。でも確実に子供に厳しく躾をするような人ではなかった。
でも奥さんはとても良い人。お母さんのおかげは多分にあるでしょうけど。もし厳格な義父だったとしたら、逆に奥さんはどんな大人になっていたのかと思うのです。
そのまま変わらないのか、親に反発して素行が悪くなったりしたのか。妻が良い人なのは両親との関係がよく、好きだからというのもあると思います。
ちゃんと躾をしたかより、親から愛情を感じていたかの方が大事
好きな人が悲しむようなことはしたくないはずですからね。
私の家と兄
我が家は躾が厳しいと言う程でもないけど、真面目な考えの家でした。
公務員になるために勉強した方が良いという感じの家でした。
そんな家で兄も私も同じように育てられたはずですけど、性格は全然違います。
母似た私と、父に似た兄。
何も言われなくても割と部屋が綺麗な私と、何を言われても部屋が汚い兄。
料理に興味を持った私と全く興味のない兄。
我が家は料理を作ってもらったら、食器洗いはやってもらうというシステム。普段は全く料理をしないので、いつも妻が作ってくれます。
なので食器は私が洗うことが多いです。食器を洗い終わったら机やシンク回りも布巾で拭きます。
誰に言われたわけでもないですけど、母の姿のイメージがあり、コンロ周りの壁もついでに拭いています。
妻が綺麗にしてくれるので、私が綺麗にしている訳ではないですけど、綺麗にしている方だと思います。
兄が家で食器を洗った時に母が文句を言っていました。食器が洗えていないと。食器の裏側がぬるぬるすると。
兄の悪口を言いたい訳ではなく、性格の違いが分かりやすい比較をしただけですよ。
兄の方が真面目でコツコツやり、物知りでしっかり者。私よりも優れているところはもちろんたくさんありますからね。
同じ家で母に育てられた兄弟でも食器をちゃんと洗う事さえできていなかった兄と、コンロの周りの壁も拭きたくなる私。
躾でも何でもなく、性格だと思うのです。
子供の精神面が一番大事
会社で上司と自分を考えたときに色々納得することがあるのです。
仮にとても重要で当然の内容であったとしても、正論で攻め続けられると辛い以外の何物でもない。レベルアップして、対応できるようになっていれば聞ける話も、能力以上の事を求められると辛いものです。
そう考えれば正解なことでも子供に言いすぎるのは子供にとって辛いこと。言っても出来ないと何故できないと子供を責めてしまいがち。
子供のためにと思っているのに、子供は精神的に辛くなる。それで子供が塞ぎ込んだり、親との関係が悪くなってしまっては本当にもったいない。
これが自分が言われる立場だとよく分かる。
上司から
「何故できない」
「お前のために言っているんだ」
と正論を必要以上にを突き付けられた時に
「僕のためにありがとうございます!」
私には言える自信はない。ぶん殴る確率の方が高い気がする。
なのに子供には自分の話しを受け入れるまで言ってしまったりする。伝えるのは必要だけどタイミングと量は子供に合わせてあげなきゃなと思うのです。
その正解もよく分かってないんですけどね。でも意識はしています。
正しいことを理解させることは大事だけど、理解させようとしすぎるのは逆効果としか思えない。子供を追い詰めてしまうより、家庭が心の拠り所になる精神状態を維持することが第一優先ですね。
まとめ
一番大事な目的はみんな同じなんですよね。
【子供の未来をより良いものにしたい】
これだけなんですよね。
親ならみんな思う事は同じだけど、方法は人それぞれ。そしてその方法がいつの間にか目的に変わったりしちゃう。伝えなきゃという思いが強すぎて言いすぎちゃう。
大人でも仕事で上司や先輩に言われたことを、何年かしてから「そういう事だったのか」と本当に理解できるタイミングがあったりする。
大人でも数年かかることもあるなら、子供は尚更時間がかかるってもんですよね。だから伝えはするけど、理解させるところまではいかなくてもいい。
子供を信じて待てば、そのうち本当に理解できる時がくるはず。それなら親子関係が悪化するほど、言いすぎる必要もない。そんな風に考えて子供たちと接しようと思う次第です。
ブログを書くことで自分の考えを整理できる。
いつか子供たちにこんな思いで過ごしていたんだよと話したいと思っています。その日まで良好な関係を保ち続けていきたいと思います。
良好な親子関係を維持できる人が増えることを願って。
それでは See You!
最後までお読み頂き嬉しいです。
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