どーも!
マルメです!
この前妻との会話で専業主婦の人の不満の話しを聞いたんですね。
旦那さんから「専業主婦なんだから家事と育児が仕事」と言われたと。
でも私はその通りだと思うんですね。
きっとその言葉そのものがおかしいのではなくて、不満の本質は別のことではないかと。
家事と育児が仕事の専業主婦にとっては家庭は仕事をする場所。
ある意味職場。
だから職場環境と職場内での思いやりとアイデンティティの問題じゃないかと。
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専業主婦の仕事
我が家の妻も長女の出産直前から5年間ほどは専業主婦。
専業主婦の仕事は家事と育児。
主婦に専業してるってことはそのはず。
当時の私の役目は家族みんなが生活できるお金を家に持ち込むこと。
そして妻は生活をしていくための諸々の家の中の事をしながら子供の面倒を見ること。
これってどの専業主婦の人も納得できる話だと思うんです。
でも旦那さんの愚痴の中であるあるのフレーズ。
「専業主婦なんだから家事と育児がお前の仕事だろ?」
的なやつ。
これ自体はその通りだと思う。
この言葉を言われて不満を持つ人は仕事の内容に不満を持っているのではなくて、別の事に不満を持っていると思うんです。
家庭って職場
家事と育児が仕事だって言うなら、家の中は職場。
だから不満の本質はこういうのだと思う。
職場環境が良くない。
感謝や労いがない。
報酬に不満。
この職場での自分の必要性。
自分のやりたいが伝わらない、言えない。
etc
こんな職場はイヤだ。
鉄拳ばりのフリップネタを書けるくらい色々あるでしょう。
そしてその中で何個も不満が当てはまる状態なら、そんな職場では働けないでしょう。
嫌な職場で働き続けるのはストレス。
仕事なら当然転職を考える。
転職されたら困る会社。
だから旦那さんは転職をされない努力を。
そして奥さんは会社からいらない人材なんて思われない努力を。
会社も家庭も同じだと思っている私。
例えば設備改善や設備導入。
仕事しているとあるあるですよね。
この仕事はこういうのが大変だからこういう機械があるとこんなに楽になるんです。
買ってほしいです。
みたいなやつ。
時短家電なんて家庭のそれ。
掃除が大変なんです。
ルンバ導入して欲しいです。
ほぼ一緒。
でも会社と違うのは費用対効果の数字での表現。
会社は人件費がこれだけ削減できるので1年で元が取れます。
5年でこれだけの利益アップが見込めます。
とかこれだけ品質が向上します。
的なプレゼンや報告の後、承認をいただき購入する。
さらにその実際の効果もしばらく検証して報告する。
どうでしょう。
専業主婦の皆さま。
時短家電を買うために旦那さんにプレゼンしてみますか?
ただ、「買おうよ」「買ってよ」というより、いつもと角度の違う「買おうよ」に驚くこと間違いなしです。
その角度から? っていうロシアンフック状態。
イゴールボブチャンチンを思い出しますね。
格闘技好きなアラフォーしか分からない。
製造メーカーなら原料も改善対象。
家庭でも同じことはある。
原料を計量して、カットして、混ぜて、一次加工をする。
そんなことをしなくてもすでに加工された原料があるのでそれを使いませんか?
そう。
それが冷凍餃子。
食材も時短家電のプレゼンもボブチャンチンも冗談はさておき、家庭内の職場環境が良くないとそりゃ不満も出ますよねって話です。
自分の家の自分で変えられる職場環境は放置して、会社では上司や会社にああしたらいいのに何でやってくれないんだと文句を言っていたら、もはやギャグ。
夫婦の意志ひとつで家庭の働き方改革は可能。
我が家では社長
自分の家は夫か妻のどちらかが社長。
自分で好きな職場に変えられるはずなのにもったいない。
良い社長に巡り合えれば最高の職場。
数人しかいない会社なのに嫌な社長なら最低。
自分たちの職場は自分たちで良くする。
会社風に考えれば、奥さんの家事育児の仕事に対する評価によって報酬が変わる。
報酬ってお金だけじゃない。
時間でも言葉でもあげられる他にも報酬はある。
報酬をもらえることで奥さんも自分の家の中での重要性を感じる。
それがアイデンティティかと。
そしてもらう側もひと工夫すると効果アップ。
私が妻から学んだもらい方上手の話し。
人生で結構重要な要素だと思うので、良ければ是非こちらも。
専業主婦って時間管理と対応力が必要な仕事。
転職前の有休消化期間中に専業主夫をしていた私。
そのときに感じたこと。
その話は長くなるので、また別の記事で。
やって実感することってあるよねって話し。
でも誰もが経験している訳でもない。
会社でも他部署の仕事は理解できない。
でも会社なら少なくとも一人くらいは自分の仕事を評価してくれたり、大変さを理解してくれる人がいるってもん。
専業主婦は旦那さん以外は評価してくれる人がいない。
だから奥さんがしてくれている仕事はちゃんと評価してあげたほうがいいと思う。
旦那さんは会社で人疲れをして帰ってくる。
上司にも部下にも取引先にも、仕事の出来にも気を遣い、家に帰ったら何にも考えたくないって日もある。
それは私もある。
でも専業主婦にとってはその日の唯一の会話ができる相手が旦那さんだけの場合がある。
人によってはそんな日ばかり。
だから家に帰ってくるなりバーっと話し始めたりする。
もう考えたくない旦那さんと、めちゃくちゃ話したい奥さん。
ミスマッチ。
でも自分の会社のやめられては困る社員だとしたら、最後に頑張ってひと仕事も必要。
大変さを実感できなくても理解してあげようとすべき。
もちろん奥さん側も旦那さんの大変さを理解してあげようとすべき。
生産が止まるようなミスをしたらダメ、上層部に悪い印象を与えるようなことをしてはダメ。
ただ仕事をするだけでもそういう見えないプレッシャーみたいなものは背負いつつ働くのって疲れる。
気にしてなさそうな人もいるけど。
ご飯作るときに焦がしたら家のローンが増額されるとしたら、普通に料理作るより緊張感出ますよねww
会社でも家庭でもそれぞれ何かしら不満や大変さやつらさはあるもの。
私だって会社でいてもいなくてもいいって思われるのはイヤ。
どんな仕事をしても、ふーんって思われたら切ない。
同じ話し。
私は家で特に大したことはしない。
でもやってくれていることは評価して感謝したいと思うし、それが必要だと思う。
旦那さんは会社で自分がしてほしいことを奥さんにやってあげると良いと思う。
同僚から、上司から、会社から、どう言われたくて、どう思ってほしくて、どうしてほしいのか。
本質の部分はきっと同じ。
可能性
あと、最後にひとつ。
専業主婦の人の愚痴の話しで聞く別のあるある。
「家事と育児しかできないんだから、それをちゃんとやればいい」
とか「何ができるの?」って感じの言葉。
家事と育児以外のことやってないんだから、その時点では出来ないのは当たり前。
だってやってないんだもん。
やったこともない仕事を出来ないとか言われても、やったことないんだから当たり前じゃんって思う。
やったことない仕事でもこの人は出来そうで、この人には難しそうだなって思うのはあるけど。
でも、やったことないからできないのと、やれる可能性もないってことはイコールではない。
やったことがないだけで、やれるかもしれない。
だから、やってみたいことをやれるチャンスと環境があるなら、やってみたら良いと思う。
もちろんチャレンジする上で、必要なお金や時間があるからその折り合いは必要。
私の妻も現在チャレンジ中。
チャレンジは失敗するかもしれないし、成功するかもしれない。
もっと言えば大成功するかもしれない。
4年は見守る期間を設けて、失敗したらチャレンジ終了。
成功したら継続。
そして失敗だったとしても、目標金額のお金を稼ぐってことに届かなかったという意味。
そこまでに得た経験は失敗なんてもんはない。
その後の人生では、あの時失敗して良かったって思う可能性もある。
せっかくの一度きりの人生。
やりたいことは出来る限りはやりたい。
ということは家族にも出来る限りはやらせてあげなきゃ。
家族みんながやりたいことやりつつ、やらせてあげるサポートをしつつ。
そんな家族でいられることを願って。
それでは See You!
最後までお読み頂き嬉しいです。
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