【次女】保育園　最後の運動会　～決断編～

年長の次女が最後の保育園を迎えました。

残念ながら家族フルセットで見てもらうことはできなかった最後の運動会。

天気がスッキリせずに延期になったり、滅多にない経験をしたり。

運動会延期開催

本来は土曜日に実施予定だった運動会。

でも前日まで天気が良くなかったので、雨でグランドコンディション不良のため延期に。

当日雨は降っていなかったけど、運動会を行えるようなグランドの状態ではなかったのなら仕方がない。

本当は土曜日の午前中に運動会
↓
午後から1泊2日の旅行

の計画だった我が家。

その計画は変わったので土日は旅行のみ。

運動会は月曜日に順延へ。

月曜日の朝6時。

運動会実施の連絡が全保護者へ通知。

月曜日に運動会に行けるように午前中だけ半休を申請。

晴れて運動会観覧が可能に。

しかし天候は晴れてはいない。

雨も降ってはいないが天気が良い訳ではない。

そして登園時間が近づくと振り出す雨。

や・・・やるんだよね？

一度実施と言った手前引き下がれない保育園。

雨の中登園。

そして雨　且つ　グランドコンディション不良。

土曜日下回っちゃったね・・・

こればっかりは結果論なので仕方がない。

最近の天気は予報もコロコロ変わって分かりにくい。

でも一点だけ間違いないこと。

月曜日に延期した段階で観覧できない家族が増えることは間違いない。

我が家の場合、義姉と長女が観覧不可。

私のブログをご覧の数少ない方。

別に問題ないんじゃ？　って？

ノンノン。

それはノンノンですよ。

義姉は私よりも我が子達から人気者。

下手したら妻より人気。

毎日いる妻より毎日はいない義姉の方が会えた時の価値は高い。

毎日いないと言っても週2以上は確実にいるけど。

そして運動会の親子競技の子供たちのリクエスト。

三女→義姉　次女→長女

まさかの両親需要なし。

三女の義姉は想像がついたが、次女の長女は予想外のトリッキー。

そして延期した月曜日はその両翼を失った次女と三女。

代案は次女が私、三女が妻。

開始？　中止？

親子競技の相手も無事に決定。

そして徐々に近づいてきた運動会開始時間。

びちゃびちゃ。

そしてザーザー。

運動会の実施か中止かの判断を迫られている園長先生。

苦悶の表情。

修行をしてきたお坊さんの延長でも表情に出るほどの苦悶。

どうしよう・・・
やれる状態じゃないよなぁ・・・
でも今さら中止だから帰ってなんて言えないよなぁ・・・
土曜日にやっとけば良かったなぁ・・・
今さらそんなこと言っても仕方がないしなぁ・・・

という顔に見える園長。

園長分かるよー決断って難しいしストレスだよねー。

しかもその一部始終を保護者の皆さんに見られている。

大変。

そして開始時間が目前に迫った時・・・なんと雨が上がる。

なんと。

空は曇天だが園長の表情は晴れやか。

出来るじゃん！
グランドの水たまり取り除けば出来るじゃん！
中止って言わなくて良かったーー！！！
あっぶねー！！

という顔に見える表情の園長。

そしてスポンジとバケツを持って校舎から出てくる保育士さん達。

まるで開園時にボンボンを持って現れるチアガールのように。

そしてスポンジで水を吸い始める保育士さん達。

でもどう考えても時間がかかる。

保護者の皆さんも自主的に参加。

保育士さん保護者のみんなで野球部のようにスポンジで水たまり除去。

私も人生初めて水たまり除去作業。

少し不安げな表情でグランドを見守る次女や周りの年長さんたち。

「大人になったら私たちの運動会は雨降ったねー。みんなで水取ったねーって思い出になるねー」

ポジティブリバース！！

子供たちにこれはこれで特別な思い出になって良いぞーって伝える。

そして人海戦術で水たまりは無事に除去。

そして晴れ晴れとした表情の園長が始まりのあいさつ。

そして次女を含めた年長組がグランドに現れて運動家が始まる。

そして振り出す雨。

・・・・・

雨降るんかい！！

そして

開始直後にまた振り出した雨。

嘘だろ？

さっき除去した水たまりがひどくなって復活。

・・・・・

嘘だろ？

でも降ってしまったもんは仕方がない。

そしてさらに苦悶の表情の園長。

きっちーーーー

園長きっちーーーー

これはキツイ！！

まじかーー
出来ると思ったのにこのタイミングで雨降る？
しかもめちゃくちゃ降るじゃん・・
やっぱり今日は出来ないかなぁ・・・
やっぱり土曜日にやっておけば良かったわぁ・・・

という風に見える園長。

そして少しして園長がマイクで保護者に説明。

「雨雲レーダーを見ると30分ほどで雨雲が抜けそうな予報です。３０分後を目途に実施するか中止するか判断いたします。それまでお待ちいただけるようよろしくお願いします。」

的な感じ。

ということで雨が降るグランドで傘をさして待つ保護者と校舎に引き返して待つ園児。

我々も雨雲レーダーを見ながら雲行きを予想。

確かにイケそう。

待てばイケそう。

ここまで来たら待つしかない。

徐々に開催に向かう天候。

革靴から長靴へ履き替える園長。

水かきようにトンボを持ってくる保護者の男性。

これはやれるぞ！

そして３０分後。

上がる雨。

晴れ渡る園長の顔。

水たまり除去作業セカンド。

高校の後輩の保育士さんに聞いてみる。

「今まで働いていてこんなことあった？」

「朝早く出勤して保育士でやったことはあるけど、こんな風にやったことない」

だよね。

レアだよね。

せっかくなのでみんなで水たまり除去作業をするところをビデオに撮影。

こうして開催にこぎつけた運動会。

保護者にとっても印象的な運動会。

始まるまでで2,000字越え。

ここで運動会開催編終了。

次の記事で子供たちの様子をたっぷり書きたいと思います。

長女にも義姉にもみんなに見てもらいたかったとは思うが、これはこれでより思い出に残るかもしれない。

そう願いたい。

子供たちがいつまでも特別な思い出として残ることを願って。

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