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【妻の祖母】ちょっと変わったお葬式

どーも!
マルメです!

先週、妻の祖母が亡くなりました。

享年96歳。

いつも笑っていたおばあちゃんのちょっと変わった家族の最後のおくりかた。

私が書いています
  • 三姉妹(小4・年長・年少)の父
    ※24年9月時点
  • 夫婦ケンカ0継続中が自慢
  • 家訓は【遊び心を忘れない】
  • 占いによるとクソ真面目な子煩悩
  • だけど笑わせることが生きがい
目次

突然の訃報

先週我が家は近畿周遊ツアーを開催。

そしてそのツアー最終日に入った訃報。

妻の祖母が亡くなったと。

亡くなった前週くらいに入院したけど、今すぐどうこうの話ではなかった。

でも急変して結果的に肺炎で亡くなった。

亡くなる2~3か月前までは普通に自分で歩いて行動出来ていたのですごいおばあちゃんだ。

95歳で迎えた新年は自分の息子が作った三輪車にまたがって漕いでいたおばあちゃん。

自作の三輪車を作ろうと思うお義父さんもお義父さんだが、乗ろうと思うおばあちゃんもおばあちゃん。

この人にしてこの息子あり。

90歳くらいで胃がんの手術もした偉大なおばあちゃん。

普通は手術はしない年齢だけど、これだけ体が元気なら手術をした方がベターという医者の判断。

結果的にそこから5~6年生きた偉大なおばあちゃん。

身長137㎝の偉大なおばあちゃん。

笑顔の絶えないおばあちゃん

ツアー最終日の翌日はお通夜。その翌日がお葬式。

笑顔が絶えないおばあちゃん。

そしてちょっと変わった妻の家族。

その二つが重なるとちょっと変わった最後のおくりかた。

でも、おばあちゃんにとってはこれが正解なんじゃないかなと感じた私。

96歳まで生きて大往生だったとは言え、もちろんみんな悲しい。

でも笑顔もあるお通夜とお葬式。

おばあちゃんは笑顔でおくられた方が嬉しいんじゃないかと。

少なくとも周りにそう思わせるおばあちゃん。

私が一番好きなおばあちゃんの話は、おばあちゃんの兄弟の話。

おばあちゃん自身がちょっと変わった名前。

でも自分の兄弟の名付けの由来を話すときは、兄弟の名前をちょっとバカにして笑いながら話す。

話しながら自分が笑って話せなくなる。

腹がちぎれるほど笑った私。

何回聞いても笑える。

自分が話すときも、人の話を聞くときも、すごく笑うおばあちゃん。

遺影の写真も満面の笑み。

遺影の写真をどうしようかと話し合った際に、良い写真だけど遺影には相応しくないかな? と写真を出すお義姉さん。

お義父さんは即決。

それでいこう。

確かに遺影っぽくはない。

でもTHEおばあちゃんって感じの写真。

それでいい。

いや、それがいい。

笑顔の絶えないおばあちゃんにはこれが良い。

参列者の方からもおばちゃんらしくて良いと言われた遺影。

おばあちゃんのイメージはみんな同じ。

ちょっと変わったおくりかた

この満面の笑みの遺影を即決で採用するあたりからすでにちょっと変わった妻の家族。

こういうところが良いところ。

お通夜が始まる前におばあちゃんの体を清める。

自分の祖父母のときにこういうのがあったのか記憶にないが、家族が故人の頭を洗ったり顔を拭いたりする機会の提供。

おくりびと的な人が基本的に進めながら、一部ご遺族の方もやりますか? という感じ。

そして妻の家族はおばあちゃんの頭を洗う。

そして私も含めて顔を拭く。

しかも若干ワイワイしながら。

死者への冒涜と捉える方もいるかもしれない変わった様子かもしれないけど、おばあちゃんにはこれで良いんじゃないかと思える光景。

きっと家族の姿を見ておばあちゃんは笑っているはず。

そしてお通夜を迎える。

私は受付を担当。

参列者の7割くらいを捌いた気がする仕事ぶりを発揮。

7割は言い過ぎだろうが5割は越えたと思う。

受付で私は自分の仕事はやり切った感。

変わったおくりかたの一つとして、お経を読むお坊さんがおばあちゃんの長男。

家がお寺さんではないけど、お坊さんになったお義父さんのお兄さん。

実の母のお経を読む異例のお通夜。

そして喪主(お義父さん)のあいさつ。

色んな事情があり、お葬式が朝8:00スタート。

自分でそう決めて、あいさつでそれをツッコミながら参列者に伝える喪主。

おばあちゃんも爆笑でしょう。

そして翌日お葬式。

お葬式は最後に棺桶にお花や好きだったものを入れる。

その好きなものとしてまさかのあさりの酒蒸しを入れる妻の家族。

あさりが大好きだったおばあちゃん。

生前、一緒にご飯を食べているときに、そんなに好きなら棺桶に入れてあげるねと笑いながら話したある日の食卓。

そうしてくれと笑いながら答えるおばあちゃん。

その話を本当にやる妻の家族。

お花で敷き詰められて棺桶の中。

その棺桶の中の顔の横にお弁当のようにバランを置いてあさりの酒蒸しを入れる。

ふざけているようで大真面目。

おばちゃんのためにおばちゃんらしく最期をおくる。

ちょっと変わっているけど、それが良い。

憧れ

妻が今回のおばあちゃんのお通夜とお葬式で思ったこと。

おばあちゃんみたいなおばあちゃんになりたい。

参列者の色んな人がおばあちゃんをいつも笑っていた人だというエピソードを話す。

137㎝の小さな体で豪快に笑うおばあちゃん。

私もおばあちゃんのイメージは笑顔。

遺影には相応しくなさそうなあの笑顔。

周りの人からこんなイメージを持たれるって素晴らしい。

ちょっと自分勝手なところもあったらしい。

お義母さんもきっと嫁と姑で苦労したことも多いでしょう。

でもきっとよく笑う人だから許せることもあったでしょう。

おばあちゃんの仲の良かった親戚の方も、おばあちゃんは自分勝手だと言いながらエピソードを話す。

でもだからと言って嫌いにならない。

憎めない人。

この血はお義父から私の妻に流れてきている。

きっと妻も年齢を重ねればおばあちゃんみたいになっていくでしょう。

さらっと自分のわがままを言える人たち。

そしてそれがわがままではなくて、ただの希望に聞こえる生まれ持った性格。

良い性格をしています。

それになんだか応えてしまうお義母さんやお義姉さんや私の生まれ持った性格。

上手く出来ていますねぇ。

私も笑顔のイメージのおじいちゃんになりたい。

なんならおもしろおじいちゃんになりたい。

お義父さんとは違うタイプのおもしろおじいちゃん。

お義父さんは感覚がおもしろいおじいちゃん。

何しだすか分からないおもしろさ。

私はおもしろトークができるおじいちゃんになりたい。

公園のベンチで佇み、公園に来た子供たちを爆笑させる。

そんなおじいちゃんになりたい。

このおじいちゃんと話すとおもろ! ってなりたい。

兎にも角にも色々と最後に学ばせてくれたおばあちゃん。

自分のおばあちゃんも良いおばあちゃん。

妻のおばあちゃんも良いおばあちゃん。

それぞれタイプは違うけど、どちらも良いおばあちゃん。

周りの人に良いおじいちゃんとおばあちゃんだと言われて愛される夫婦でいたい。

あそこまで笑っているおばあちゃんもたぶん珍しい。

でもそうなりたいと思わせるおばあちゃん。

死ぬまで笑って暮らせることを願って。

それでは See You!

最後までお読み頂き嬉しいです。

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この記事を書いた人

人生のテーマは【やりたいことを やりたいうちに】家訓は【遊び心を忘れない】三姉妹の父として楽しく・豊かに・快適に暮らすため日々模索中。育児の日々をちょっと笑えてちょっと役に立つよことを信じて日々発信中。

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