ご飯を食べるかどうかで…小５長女との冷戦

子供はもちろん可愛い。

いくつになっても可愛い。

私個人にとってや子供の事を考えれば、でも何でも受入らえれる訳でも何でも許せるわけでもない。

でも内容はご飯を食べるかどうかの些細な事と言えば些細な事。

そんなこんなから始まった冷戦。

我が家の長女は気分屋。

感情の起伏が激しいと言うか、ちょっとしたことで気分が下がる。

気分が下がるとあれもこれも嫌。

子供なんてそんなもんでもある。

でも我が家の三姉妹の中では一番気が難しい子。

些細なことで喧嘩になる私と長女。

私としては当たり前のことを言っているだけのつもり。

我が家のYouTube鑑賞やゲーム時間のルール。

特に何時間までとは決めていないが、21時までと決めている。

そして21時まで見ても良い人はやることをちゃんとやっている人。

タブレット教材や宿題、ご飯を食べたり、お風呂に入ったりなど。

ハードルは低い。

さすがにそれはやらないとダメでしょってことばかり。

と、少なくとも私は思う。

という我が家のルールがある状況で、子供達もそのルールは理解している。

そのルール環境下、YouTubeを見ているときに晩御飯が出来上がる。

私は子供たちに「ご飯食べよー」と声をかける。

すぐに来ることもあれば、これを2～3回言うこともある。

次女と三女は長女に比べるとすぐに来ることが多い。

長女は両極端。

すぐに来て、次女と三女が来る前に食べ終わるようなペースの時もあれば、いつまで経っても来る気がない時も。

このいつまでも経っても来る気がないパターン。

晩御飯を妻が作ってくれて、子供たちを呼ぶ。

3回くらいは優しく呼ぶ。

そして次来なかったら怒るからねと宣言。

怒らないうちに来てご飯食べよと言う。

ここまでずっと無視の長女。

ゴロゴロしながらYouTubeを見続ける長女。

しかもYouTubeを見る時間の大半を長女が独占している。

自分ばっかり見て、ご飯の時間にも食べようともしない。

そんなの許せる訳がないでしょ。

そして私が声を荒げる。

いいかげんにしろよと。

やることやらないならYouTubeは見させないと。

そして長女が悪態をついて

この態度がムカつく。

自分でお金を稼いで、自分で食材を準備して、自分でご飯を作って食べられるなら別に好きにすればいいと思う。

何もせずにゴロゴロ寝転がってYouTubeを見て、せっかく作ってくれたご飯を適当にあしらう気持ちもムカつく。

私が食べることが好きなこともムカつく要因。

こんなやり取りが週に何度あることか。

私が言い過ぎなのだろうか。

自分としてはそうは思わないけど…

何度も何度も同じやり取りを繰り返し、ダルいしムカつく。

そして今回はさらに発展。

こっちのお願いを聞いてくれないなら、長女のお願いも聞かない。

世の中はそういうもん。

なので長女に反論

すると振り向きもせずに右手を上げて親指を立てる。

ワンピースのワンシーンか？

青春かの1ページの写真か？

腹立つわーー

何度も何度も繰り返すご飯を食べるか食べないかだけの話。

しょうもない。

ここらで一発変化をもたらす一手を加えたい。

こうなったら長女が考えを改めるまでやったろやないかい。

無視したりとかはしない。

ポイントはお願いは聞かない。

こっちのお願いを聞かないならそっちのお願いも聞かない。

このスタンス。

日常のご飯ひとつ取ってもどれだけやってもらっていることが多いのか。

やってもらっていることの中で生きていることをどれだけ理解しているのか。

ご飯ひとつで分かることでもないけど、ひとつくらいは理解してもらいましょう。

冷戦勃発。

どこかで誤ってくるか、長女も意地でも謝らないか。

謝ってきたら、してもらっていることを体感でき、もう面倒だと理解できたということ。

意地を通すなら、それはそれで独り立ちへの前進。

さぁ長女はどうするのか。

もちろんいつまでも変な関係を続けたくもない。

単純に楽しく暮らしたいだけ。

そのためには、感謝も我慢も必要。

子供だって必要。

それを少しずつでも理解してほしい。

ご飯をちゃんと食べなきゃ体調も悪くなるかもしれない。

長女をいじめたい訳でもない。

理解してほしいだけ。

日頃どれだけ母の助けを借りて生きているのか。

人と生きていくためには自分に何が必要なのか。

家の中くらい好きにさせてって部分もある。

それはもちろんそう。

でもさ。

家族の誰かが特別に好きに過ごして、他の家族がその割を食うようでは良くない。

それぞれ我慢も必要。

それぞれ安らぎも必要。

家族5人で過ごす家。

みんなで楽しく暮らすために何が必要なのか。

もちろん私自身も同じ。

ダメなことはダメ。

親でも子でも一緒。

さぁこの冷戦いつまで続けるか。

勃発は土曜日のお昼。

土曜日の午後もしまむらや近くイオンに行ったりしたが、私は一貫して長女からの要望は聞かない。

話はするが要望は聞かない。

徹底。

その日の夜に妻にいつまで冷戦を続けようか迷っていると話すと「まだやんの？」と驚く妻。

やってやんぜ。

その日は終わり日曜日の朝も継続中。

日曜日の朝、次女と三女が義姉にくっついて朝から義姉の家に。

そして私と妻は万博へ向けての宿泊場所の調査などを朝ごはんを食べずにリサーチ。

すると長女が言ってくる。

なので私はこう返答。

すると長女は卵焼きを作り、ベーコンを焼き、パンを切って、ワンプレートに準備。

や・・・やるでねぇか・・・

とりあえず上手に作っていたので褒めておく。

後で言われると気が付いたのでしょう。

食べている途中に調理器具も洗って干す。

どれだけちゃんと洗えていたのかは分からないが片付けまでして問題なし。

なんだかんだで食べ終わったのは11時半近く。

朝ごはんを食べていない私はもうお腹ペコペコ。

お昼ご飯の準備に入る。

ササっと焼きそばにでもしようと妻と私の分、焼きそばを2玉持ってくる。

すると長女が聞いてくる。

ネガティブ！！

こうして終戦。

平和条約の締結。

おそらく今週か来週には破棄してくる気がするが…

冷戦は15時間ほどで終了。

本当に分かってくれたのか。

まだ分からなくても良い。

でも何かしらの形で理解をさせていきたい。

勉強よりも大事なこと。

誰かと生きていく上で大事なこと。

数学の方程式が分からなくても、人間関係の方程式は分かっていた方が人生の質は上がる。

人に感謝する。

人が嫌なことは極力しない。

人が喜ぶことを出来る範囲でする。

こういうことが出来るかどうかで人生の幸福度は変わる。

どんな人と接して生きていくのか、何が嫌で、何が嬉しいのかは変わる。

でも本質は同じ。

今のうちに知っておくことが大事。

長い人生。

私たち親と一緒に暮らすのはあと10年程度。

その先は自分の判断が主。

大人になって失敗に気が付いたこともたくさんあるけど、子供のうちから知っていたらなお良し。

どこまで教えてあげられるか。

どこまで理解できるか。

親が教えてあげられることは限定的。

色んな人と出会って、色んな経験をして、自分なりの答えを導き出してほしい。

その引き出しは与えてあげたい。

たくさんの引き出しから自分なりの答えを出してくれればいい。

でも基本的なことはある。

それだけはしっかりと伝えたい。

自分だけで生きてはいけない。

当たり前だけと見えなくなってしまうもの。

子供たちは見失わずに生きていけるのか。

こんなことを言っている私は見えているのだろうか。

子供達から注意を受ける日もいつか来るでしょう。

その時はしっかりと子供達を頼るとしましょう。

そんな大人になっていくことを願って。

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